【産後の矯正なら骨盤整体nico】産後の身体を整える 和歌山市の骨盤整体nico!
2021/02/09
妊娠・出産によって女性の身体にはとても大きな変化が起きます。
しかし、その変化に対しての正しい知識がなく安易に考えてしまうケースも少なくありません。
妊娠中から産後までの約1年間の身体の変化について、自分の身体がどのように変わるのか知る事が大切になってきます。
産後の身体を整える?何をしなくてはいけないか?自分はどの状態なのか?皆様症状はバラバラです(>_<)
だから自分を知る事が大切なのです。
ホルモンによる身体の変化
妊娠中・・エストロゲンとプロゲステロンが大量に分泌
〇エストロゲン(卵胞ホルモン)
女性ホルモンを代表とするエストロゲンですが、子宮の発育や子宮内膜の増殖、乳腺の発達など、女性らしい体つきを促進するホルモンで美容面でも注目されているホルモンです。妊娠中は胎児の成長に合わせて子宮を大きくしたり、胸を大きくすることで母乳を作る準備をしてくれます。40代頃から減少することで更年期障害を引き起こす原因とも言われているホルモンです。
〇プロゲステロン(黄体ホルモン)
プロゲステロンは妊娠8~9ヶ月にごろを分泌量のピークを迎え、その後分娩まで緩やかに減少していきます。そして出産すると分泌量は急速に低下します。プロゲステロンは排卵後、女性の体が妊娠しやすいように子宮内膜を柔らかくしたり、体温を上げ、子宮内の環境を整えます。妊娠すると分泌量は増加し、卵巣から分泌されたプロゲステロンが子宮内の状態を整えながら胎盤を形成していきます。流産を防いでくれる働きもあります。このようにプロゲステロンは妊娠初期において非常に重要な役割を果たします。また、オキシトシン(後述参考)に対する子宮筋反応を抑制しますが、筋肉の収縮を抑える働きは子宮だけでなく胃などの消化器官の動きも鈍くするので、胃酸や胃の内容物が食道に逆流したり便秘になったりします。
妊娠3ヶ月~産後数日・・出産の準備のために骨盤がゆるくなる
〇リラキシン
生理前、妊娠3ヶ月~産後2・3日に分泌される、産後矯正の中でも特に重要なホルモンです。骨盤・恥骨結合部を柔軟にして産道を広げて出産を助け、骨盤に限らず体中の関節を緩めると言われています。骨盤周辺全体的に関節・筋肉・腱が緩んでしまうため、普段より身体に負担がかかりやすくなる上に、重たくなるお腹の影響で骨盤の歪みが生じたり、産後も骨盤の開きが残ってしまったりします。これにより腰痛を引き起こしたり、おしりが大きくなる・垂れる・下半身太りなどプロポーションへの悪影響が生じてしまいます。
陣痛が始まると、大量のリラキシンが体内に放出され、骨盤のみならず全身の靱帯がゆるくなり、赤ちゃんが産道を通り安くします。この時に、骨盤下部(恥骨結合)が大きく広がり、本来逆三角形である骨盤が四角になります。その結果骨盤が大きくなり、余分な肉が付きやすくなることで体型が変わります。
産後6ヶ月までに産後矯正を行うことが理想ですが、6ヶ月を過ぎても妊娠の影響がなくなる約1年間は産後矯正を行うことのできる時期になります。これはリラキシンの作用で緩くなった骨盤・恥骨結合部が固まるまでの時期になります。
産後・・プロゲステロンとエストロゲンが減少しホルモンバランスが崩れる
〇オキシトシン
母乳の放出の促進に作用し、子宮の平滑筋の収縮や陣痛の促進などに働きます。妊娠中はエストロゲン・プロゲステロンの作用で分泌が抑制されているので母乳が出ません。
〇プロラクチン
産後、エストロゲン・プロゲステロンが減少することで働きが高まり、乳汁分泌の開始と維持に作用します。
数週間は赤ちゃんが哺乳して乳頭を刺激すればするほどプロラクチンの分泌量が増え、プロラクチンの分泌量が増えるほど母乳の生産量も増えます。しかし、産後数週間を過ぎるとプロラクチンの分泌量と母乳の生産量に密接な関係性はみられなくなります。また、睡眠に関与するメラトニンもプロラクチンの分泌で促進されます。その為に適度な睡眠が必要になります。他にもストレス耐性の効果やホルモンの修復作用があると言われ、体型を元に戻すだけでなく、美容効果を向上させます。赤ちゃんが泣くとパッと目が覚めるのもプロラクチンの影響です、メラトニンが正しく分泌されていると短時間でも熟睡できますが、そうでない場合は不眠などの症状になります。
産後の経過による特徴
【産後1ヶ月】
出産直後はまだ骨盤底の筋肉や靱帯が、内臓の重みに耐えられるほどは回復していません。その為、骨盤艇に負担をかけるような腹圧のかかる体操は控えた方が良いでしょう。できれば床上げをせずに暇を見つけてこまめに横になり、骨盤艇の回復に努めましょう。
【産後2ヶ月】
自然分娩での産後矯正を行っていける時期になります。ここから6ヶ月までが特に適した時期となります。尿もれが気になる時期で、その原因は骨盤底筋群が緩むことが原因で3人に1人が経験するとも言われています。月経を再開する場合があり、半分ミルクで育児を行っている方が早く再開しやすいと言われています。母乳を作る為のプロラクチンが排卵を抑える為、月経が遅くなります。
【産後3ヶ月】
自宅での運動などを行っていける時期です。ただし力んだりすることで腹圧が高まると歪みが起こりやすいのでベルトを着用することが望ましいでしょう。「産後うつ=マタニティーブルー」が出やすい時期でもあります。睡眠不足や育児ストレスなどがホルモンバランスが安定しない時期に重なることで起こりやすくなります。
【産後4ヶ月】
由酸素運動など軽めに行っていける時期です。骨盤周辺の運動などを行い、自己筋力での骨盤の安定を目指します。ただし、まだまだ骨盤が安定しているわけではないのでベルトなどを着用することが望ましいでしょう。
【産後7ヶ月】
ほとんどの女性が月経を再開します。産後は徐々にホルモンが働き始めるので正常月経が繰り返されるとは限りません。月経周期が不定期だったり少量すつの出血が続くこともあります。
このように女性の身体には大きな変化が起こり、産後には不調も起きやすくなります。
産後の不調や身体のお悩みがある方は是非一度ご相談ください😊
当院は完全予約制のため
ほぼ貸し切り状態のプライベート空間で
周りを気にすること無くリラックスして施術を受けていただけます。
また、キッズスペースもございます。スタッフもおりますので