【和歌山市でオススメの整体院】産後のトラブルにお悩みの患者様の例
2021/07/02
本日の患者様
30代 女性
症状
・立ったり座ったりすると膝に痛みがある
・右肩にハリ感がある
・寝ても疲れがとれない
・体力の低下を感じる(夕方には疲労感が酷い)
・お子さんを抱き上げる際、腰に痛みが走る
施術内容
骨格矯正+整体
生後4ヶ月のお子様がいらっしゃり、産後様々な症状に悩まれて来院くださいました。
この不調の原因の1つに骨盤のズレがあげられます。
産後の骨盤のズレがどのように身体の不調につながるのでしょうか??
妊娠中にはリラキシンというホルモンの一種が分泌されます。
リラキシンは妊娠3ヵ月~産後数日まで分泌されています。
リラキシンの作用により骨盤・恥骨結合部を柔軟にして産道を広げ、出産を助けます。
出産後に再び靱帯の結合により、骨盤の状態も徐々に元に戻り始めます。
その際に骨盤に負担がかかり、ズレが生じてしまうことがあります。
産後は特になれない姿勢で抱っこをしたり、授乳をしたり、このような動作は産後の骨盤に負担がかかりやすくなってしまいます。
骨盤のズレが酷くなると更に症状が悪化し、腰痛やむくみ、冷えや尿漏れなどさまざまな症状がでてきやすくなってしまいます(>_<)
それに加え、産後すぐからの育児も大変ですし、抱っこの負担も増えて、骨盤の歪みがさらに大きくなってしまいます。
軽く考えて放置しておくとどんどん重症化して、深刻な状況になり日常生活に支障をきたしてしまうのが「産後の骨盤の歪み」の怖いところです。
また妊娠中や産後すぐは積極的な運動も取り入れにくいので、筋肉が落ち、基礎代謝が落ちています。
さらに、骨盤のゆがみによる内臓機能の低下で、血液循環が悪化し身体に必要なエネルギーが行き渡りづらくなっております。
これにより、疲れやすい、痩せにくい、太りやすい体質になります。
〇整体
整体とは・・・主に筋肉のこわばりをとるように施術していきます。マッサージのような全身を揉みほぐすような施術ではなく
痛めている筋肉を探して筋肉のこわばりを取るような施術をしています。
〇院長の考え
産後のお腹の皮はシワシワになってますよね?皮膚が伸びきっている状態だと考えてもらえるといいかと思います。
そうなると筋肉も伸びきったゴムみたいになるのでお腹に力が入らなくなってしまいます。
本来は【丹田】おへその下に力を入れて動くのが理想になってくのですが、産後の方はこのお腹に力を入れるのが難しくなってくるのでまずこのお腹に力を入れる練習をしていきます。
産後の歪みを治療していくベストの時期は2ヶ月目~半年の間が1番適している時期だと考えています。
なぜこの時期かというと3つの理由があります。
①リラキシンと呼ばれるホルモンが残っている間は関節が柔らかい状態になっているので骨盤の位置背骨の位置を戻しやすくなっています。
もう1つの理由としては②子供が小さい間は子供と同じペースで動く事が多くなる為産後はさらに筋力が落ちやすい方が多くなります、最後の理由としては…
③悪い姿勢で間違った身体の使い方を覚えていくと身体が疲れやすくなったり代謝が悪くなり女性ホルモンが乱れやすくなります。
代謝が悪くなることで浮腫(むくみ)や肌荒れになりやすく(>_<)
こんなにも身体が大きく変わるタイミングは一生のうち約2回(妊娠を経験した回数)ぐらいしかなく、しっかりと自分の身体の状態を把握していく事をオススメしています。
上記の患者様も施術以外に、お家でも行っていただけるストレッチを指導させていただいたり、
座り方やお子様を抱いていただく時の姿勢などをご説明させていただきました。
このような症状でお困りの方は是非一度ご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。