ギックリ腰で動けない、、自宅での対処法『和歌山市 整体』
2024/07/29
ギックリ腰の種類
ギックリ腰にはいくつかの種類があり、その原因や症状の特徴によって分類されます。
以下に主要なギックリ腰の種類を紹介します。
1. 筋筋膜性腰痛
これは最も一般的なギックリ腰の種類で、腰の筋肉や筋膜に急激な負担がかかることで発生します。
重い物を持ち上げたり不自然な姿勢で作業をしたりすることで
筋肉が過度に緊張し炎症や痙攣が起こることが原因です。
2. 椎間板性腰痛
椎間板(背骨の間にあるクッションのような構造物)が傷ついたり、変性したりすることで起こる腰痛です。
椎間板が圧迫されると神経を刺激し、激しい痛みを引き起こします。
重い物を持ち上げたり突然の動きで発生することがあります。
3. 関節性腰痛
腰椎の関節(椎間関節)がズレたり、炎症を起こしたりすることで発生する腰痛です。
特に腰をひねる動作や不安定な姿勢での作業が原因となることが多いです。
関節のズレや変形が原因で神経が圧迫されることもあります。
4. 神経根性腰痛
神経根が圧迫されることで発生する腰痛です。
ヘルニアや骨の変形、腫瘍などが原因で神経根が圧迫されると
腰だけでなく下肢に痛みやしびれが広がることがあります。
坐骨神経痛として知られる症状もこれに含まれます。
5. 靭帯性腰痛
腰部の靭帯が過度に引き伸ばされたり、捻れたりすることで起こる腰痛です。
靭帯が損傷すると、周囲の筋肉や関節が不安定になり痛みが生じます。
スポーツや事故などで発生することが多いです。
6. 内臓性腰痛
まれに、内臓の病気が原因で腰痛が生じることがあります。
例えば、腎臓結石や膵炎、大動脈瘤などが原因で腰に痛みを感じることがあります。
この場合は内臓の症状(例えば、発熱、腹痛、血尿など)も伴うことが多いです。
ギックリ腰の種類や原因によって治療法や対処法が異なるため、適切な診断と治療が重要です。
特に激しい痛みやしびれ、動けないほどの痛みが続く場合は速やかに医師の診察を受けることをお勧めします。
ぎっくり腰~自宅でできる対処法~
ギックリ腰(急性腰痛)の症状が出た場合、自宅でできる対処法をいくつか紹介します。
ただし、症状が重い場合や改善が見られない場合は医師の診察を受けることを強くお勧めします。
1. 安静にする
ギックリ腰の初期には、無理な動きを避けて安静にすることが重要です。
ベッドやソファーで横になり腰に負担をかけない姿勢を保ちます。
2. 冷やす
最初の24〜48時間は、患部を冷やすと炎症を抑えることができます。
氷嚢や冷たいタオルを用意し、15〜20分間冷やした後1時間程度の間隔をあけて再度冷やします。
3. 温める
冷やした後は、温めることで血行を促進し筋肉の緊張を和らげます。
温湿布やホットパック、または温かいお風呂に入るなどして温めると良いでしょう。
4. 軽いストレッチ
痛みが和らいできたら軽いストレッチを試みると良いです。
無理のない範囲で腰や背中の筋肉を伸ばすことで、柔軟性を高め再発を予防します。
5. 痛み止めを使用する
市販の痛み止め(NSAIDs、例えばイブプロフェンやアセトアミノフェン)を使用すると、
一時的な痛みの軽減に役立ちます。ただし、長期的な使用は避け用法・用量を守って使用してください。
6. 姿勢に注意する
正しい姿勢を保つことが重要です。座る際には背中を真っ直ぐにし足をしっかりと床につけます。
また、長時間同じ姿勢でいることを避け適度に動くよう心掛けます。
7. 整体やマッサージ
専門の整体師やマッサージ師による施術も効果的です。
信頼できる専門家を選び適切な治療を受けることをお勧めします。
ギックリ腰は一時的なものですが、再発防止のためには日常生活での姿勢や体の使い方に気を付けることが重要です。必要に応じて、医療機関での検査やリハビリを受けることも検討してください。
当院でできる事
ギックリ腰(急性腰痛)に対する整体院での対処法や施術内容にはさまざまなものがあります。
整体院でできる主な対応を以下に紹介します。
1. カウンセリングと診断
最初に患者の症状や生活習慣、過去の腰痛の履歴などを詳しく聞き取ります。
これにより痛みの原因や改善方法を特定しやすくなります。
2. マッサージ
筋肉の緊張をほぐし、血行を促進するためにマッサージを行います。
適度な力で筋肉をほぐすことで痛みの軽減や回復を促進します。
3. ストレッチ
整体師による適切なストレッチを行うことで、筋肉や関節の柔軟性を高め痛みを軽減します。
特に腰や背中の筋肉を中心に行います。
4. 姿勢矯正
姿勢の悪さが原因でギックリ腰が発生することもあるため、姿勢を矯正する施術が行われることがあります。
正しい姿勢を保つことで再発を予防します。
5. 関節調整
関節の位置がずれている場合、整体師が手技を使って関節を正しい位置に戻します。
これにより関節の動きが改善され、痛みが和らぎます。
6. 電気療法
低周波治療器などを使用して、痛みを和らげたり筋肉の緊張を緩和したりする電気療法が行われることもあります。これにより、血流が改善され回復が促進されます。
7. 生活指導
再発予防のために、日常生活での姿勢や動作、ストレッチやエクササイズの方法について指導を受けることができます。例えば、正しい物の持ち上げ方や座り方などを教えてもらえます。
8. ホットパックや冷却療法
施術の一環として、ホットパックや冷却療法を行うこともあります。
これにより、炎症を抑えたり筋肉の緊張を緩和したりします。
当院での施術は個々の患者様の症状や状態に応じて、一人一人に最適な治療を提供させていただきます。
ただし、重度の痛みや神経症状がある場合は整形外科医や専門医の診断を受けることが重要です。