骨盤の歪み
2020/06/13
骨盤の歪みの原因とセルフチェック法
自粛生活が続き、カラダを動かす事が減ってきて、腰痛や肩こり・冷え性など様々な症状を訴える方が増えてきています。
コレラの症状の原因として「骨盤の歪み」が挙げられることがありますが、そもそもどうして骨盤が歪んでしまうのでしょうか。
女性の場合出産によって骨盤が歪んでしまうケースも多いのですが、ほとんどは生活習慣が関係しています。
つまり何気なく過ごしてる日常生活で骨盤を歪ませてしまう姿勢を取り続けることで起こってしまいます。
例えば
・座るときは足を組んでしまう
・横座りで地面に座ることが多い、
・片足重心の姿勢をとっている、
・ヒールの高い靴や大きめの靴を履いている、
・字を書くときは書類を斜めにして書く、
などの生活習慣です、これらの生活習慣に思い当たる項目があれば、骨盤のゆがみを疑ってみる必要があります。
骨盤が歪んでいるかどうかを確かめるセルフチェック方法
両足を投げ出すようにして座り、力を抜いたときに両足が同じ角度に開いていれば(つまり綺麗なV字になっていれば)OKですが、これが左右の足どちらかが他方と比べて開きすぎていたり閉じすぎていたりすれば骨盤の歪みにより股関節がずれていると考えられます。
鏡の前にまっすぐ立って、左右の肩の高さを比べてみて違いがあれば骨盤が歪んでいる可能性があります
骨盤の歪みに関係のある症状
さまざまな症状の原因が骨盤の歪みにある場合があります。骨盤周りの筋肉が少ないと冷え症や新陳代謝の低下、またそこから派生する太りやすい体質や肌荒れに悩まされることもあるでしょう。
例えば骨盤の歪みは骨盤を支える体幹部の筋力を弱めてしまいますが、これにより腸の蠕動運動も鈍り便秘になったり、全身を支える筋力が足りないために下半身に負担がかかってむくみの原因にもなります。
また女性の場合骨盤は生理周期によって骨盤が少し柔らかくなったり硬くなったりを繰り返します、骨盤の歪みによりホルモンの流れが悪くなると生理不順や生理痛にも繋がります。ただし、これらの不定愁訴が全て骨盤の歪みに起因しているというわけではなく、様々な要因が重なったうえで骨盤の歪みがそれを後押ししているというケースが殆どでしょう。
ですから骨盤の歪みが治ればすべてがスッキリ治るというわけではないという事も把握して頂く事も必要です
まずは自分自身の身体を知る事が大切です