骨盤の前を押すと痛い
2020/03/11
コロナウィルスの影響で子供達も学校が休みになり、子供さんと遊んでいると骨盤や骨盤の前(恥骨部分)を押すと痛いと患者さんからお聞きします。
子宮の調子が悪いのか?便秘気味だから?
でも、動いた時も痛いなどの症状がある場合は【恥骨結合炎】の可能性があります。
お腹の膨満感があるような症状でも骨盤付近を押すと痛いという症状がでてきます…そのような症状の場合は内科や婦人科の受診をご案内する場合もあります。
恥骨とは…
腰の部分に位置する骨=骨盤を構成する骨のひとつです。骨盤は複数の骨から構成されていて、そのうち身体のもっとも前側にある骨が恥骨です。
左右にひとつずつ対をなすように存在し、左右の恥骨は体の前側で軟骨によりくっついています。
その左右の骨盤をつないでいるところを恥骨結合と言います。
恥骨結合は細菌感染による炎症がおきやすく、恥骨自体も転倒などの衝撃に伴って骨折を起こしやすいところです。
これらのことが主な原因となり、恥骨の痛みが発生します。
恥骨結合炎とは?
産後や生理中は恥骨結合部が緩くなってる為ランニングや運動を繰り返した時だけでなく歩き始めやしゃがみ動作だけで、恥骨結合の軟骨円板に捻れや、また恥骨に付着している大内転筋、腹直筋、薄筋と呼ばれる筋肉(立つ・歩く)などの足を動かす筋肉のストレスがかかり、恥骨結合部に炎症が生じます。
マラソンなどの運動時に軟骨・靭帯・腱に継続して負担がかかるので、痛みがでてきます。
恥骨結合炎が生じると、慢性化して治りにくくなる事もあります。
おかしいな?と思ったらそのまま我慢しないで治療を受けられることをおすすめします(‘_’)
当院では徒手検査や姿勢分析を行い、ひとりひとりの状態に応じた骨盤の調整を行うことで骨の位置や内臓の位置を正常な状態に戻すとともに、
身体全体のバランスを整えることで不調の原因にアプローチをし、身体の痛みや痺れといった慢性的なお悩みを解決に導くサポートをしております。
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